2012年3月28日水曜日

銀杏って何に良く 何に悪いのですか?

銀杏って何に良く 何に悪いのですか?







ご参考までに。



銀杏(ぎんなん)には脂質、糖質、たんぱく質、ビタミンA・B群、ビタミンC、鉄分、カリウムなどが含まれています。



昔は結核の時によく食べられていたそうです。銀杏(ぎんなん)が、肺を温めて咳・痰に効くと分かっていたからです。



銀杏(ぎんなん)には、膀胱括約筋を強くする成分があり、夜尿症や夜間頻尿にも効くそうです。滋養強壮、強精効果もあるようです。



銀杏(ぎんなん)は、食べ過ぎると消化不良や大変なことになることも

あります。



1988年に「4'- メトキシピリドキシン」という物質が関与していることがわかったそうです。この成分がビタミンB6の働きを阻害し、ビタミンB6を欠乏をさせ、中毒を起こすと考えられています。



大人は毎日5~10粒までが適量だそうです。



5歳未満のこどもには食べさせない方がいいでしょう。ぎんなん中毒の70%が5歳未満のこどものようです。



5歳以上のこどもは5粒まででやめてください。



ちょっと怖い例です。

*5歳の子が50個のギンナンを食べ、6時間後に意識消失、ケイレンの症状を起こしたが命はとりとめた例があるようです。



*2歳の子が15個のギンナンを食べ、死亡した例もあるようです。



*日本には70例のギンナン中毒で22例の死亡があるようです。










漢方では咳止めとしての効果がありますし、夜尿症・頻尿の改善にもよく使われています。良質のタンパク質はコレステロールを減らし、滋養強壮にも効果がありますよ。



ですが、中毒物質も含まれていて神経に働くビタミンB6の作用を妨げてしまいます。たまに食べ過ぎると痙攣などの中毒症状を引き起こすことがありますの注意は必要ですね。特に子供はその解毒能力が発達していないため中毒になりやすいので特に要注意がひつようです。ビタミンB6の作用を妨げる作用があるってことはビタミンB6を摂取して安静にしていれば解消しますけど。

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