2012年3月27日火曜日

ビタミン剤の摂取と肝臓への負担

ビタミン剤の摂取と肝臓への負担

薬を摂取すると、多少に関わらず、肝臓等の臓器に負担をかけることになる様です。



特に薬を過剰に摂取すると、肝臓への負担がかかると言われておりますが、



この過剰摂取とは、処方を超えて摂取した場合のことであると認識しております。



そこで教えて戴きたいのですが、



ビタミン剤(ビタミンB群剤等)を毎日処方内で摂取し続けた場合、肝臓への負担は

どの程度かかるのでしょうか?



とくに健康診断で肝機能等に異常が認められない人でも、ビタミン剤を摂取し続けると肝機能が低下したり、異常を生じたりするのでしょうか?



処方内で摂取した場合と処方を超えて摂取(過剰摂取?)した場合の肝臓への負担の違いは?。

処方内で摂取し続けた場合と処方を超えて摂取(過剰摂取?)し続けた場合の肝臓への負担の違いは?。





また、健康体調維持、疲労回復等の為、ビタミン剤を摂取することでのメリット、デメリット、摂取しない場合のメリット、デメリットはどの様なことがありますでしょうか?



また、過剰摂取とは、具体的にどの様な場合のことを言うのでしょうか?







まず、肝臓という臓器についてですが、ビタミンを余分に摂ったり、お酒を少々飲んだくらいで簡単に障害を起こすようなヤワな臓器ではありません。少々の負担がかかっても何の文句を言う事無く働いていますので、「沈黙の臓器」といわれているのです。

で、肝臓についての知識です。

肝臓の働き

肝臓は体内の化学工場です。その仕事を現在の科学技術で工場を造ると、東京都全部に工場が必要になるくらい膨大な仕事をこなしています。現在の血液検査などのレベルでは、肝臓がこなしている仕事量のほんの一握りしか分かりません。

胆汁の分泌 胆汁はアルカリ性の消化液で、脂肪の消化吸収を助ける。大便の色は胆汁の色素に由来する。

解毒作用=アルコール、ニコチンをはじめ、体内に入ってきた有毒物質は、肝臓で無毒化される。たとえば、消化中に作り出されるアンモニアは、そのまま血液中に混入して体内にめぐると有毒だが、肝臓で無毒な尿素に変わりやがて体外へ排出される

栄養素の合成・分解・貯蔵 =脳にとって唯一のエネルギーであるブドウ糖をグリコーゲンに変えて肝臓が蓄え、必要に応じてブドウ糖やアミノ酸に戻して血液中に放出、血糖量やエネルギー量を調節する。

ホルモンを生成したり 常に大量の血液を蓄え循環血液量が不足した時に補う。

というように、人の体では一番働き者のマルチ臓器と言われています。ご質問にあるように、ビタミンの過剰摂取に関してだけ言えば、肝臓負担はそんなにかかってはいません。








肝臓への負担は処方を超えなくても悪くなったりする事があります。

そのため、たびたび血液検査で肝臓の値を見ます。

ビタミン剤は特に肝臓に負担がかかるものではないです。

ビタミンB群でしたら、過剰摂取しても排出されるだけですから。

過剰摂取とは、記載されている以上の量を服用する事です。

摂取する事のメリットは、足りない分を補う事ができる事でしょうか。

デメリットは、ビタミン剤もビタミンだけでできているわけではないので、他の余分なものまで摂取することでしょうか。

ビタミン剤を飲むよりも食材から摂取する方が効果的ではあります。

摂取しないことのデメリットは、よほど栄養不足でない限り特にないかと思います。

メリットは余計な物を摂取しない事でしょうか。

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