2012年3月21日水曜日

大根について‥‥‥。 料理で煮たりおろしたりして旬の大根を食べてますが大根のビ...

大根について‥‥‥。







料理で煮たりおろしたりして旬の大根を食べてますが大根のビタミンは煮てもおろしても変わりなくあるんでしょうか?


ほうれん草も湯がいてますが栄養分は変わりないのでしょうか?







詳しい人よろしくお願いしまス。







湯がけば、栄養価に変化は当然起こり得ます。ビタミンB群・Cなどの水溶性ビタミンや水溶性食物繊維は、全部ではないが、大分茹で汁の方に出て行きます。また、熱に弱いビタミンCは、加熱することによって、栄養価が大分損失します。大根を摩り下ろしたことによる変化は、多分ほとんどないと思いますけれど。



ただ、ほうれん草にはアクがたくさんありますので、湯がかずに食べれば、水溶性ビタミンも効率的に摂取できる反面、エグミが酷くて美味しくないだけでなく、蓚酸という悪者(多量に摂取すると、胆石や腎臓結石や尿路結石などの原因となる)も摂取することになってしまいますから、栄養価を多少犠牲にしてでも、ちゃんと下茹ですべきです。



大根は加熱調理することによって、エグミが抜けて口当たりがよくなり、甘味も増しますね。大根のアクも、やはり蓚酸です。ほうれん草ほどには多量に含まれていないので、気にしなければしないで済みますが。



大根もほうれん草も、何もビタミンCしか含まれていない訳ではなく、他にもたくさんの熱に強い栄養素が含まれています。同じ食べるなら、不味いものを我慢して食べるよりかは、美味しく食べられた方がいいし、加熱すれば嵩が減ってたくさん食べられ、そのことによって栄養価の損失分を補うことも可能ですから、生食だけでなく加熱調理品も、大いに活用したいですね。

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